「俺の嫁」にわかってもらえるように書いてみること
「ブログは始めてみたいが、何を書いてよいのか分からない」とグズグズしている人たちが私のまわりにも何人もいる。
「ブログは始めてみたいが、何を書いてよいのか分からない」と悩んでいる人のための三冊 - Life is beautiful
自分はどちらかというと「どう書いてよいかわからない」なので、薦められている三冊のうちの一冊「文章表現、400字からのレッスン(梅田卓夫)」を読書中。「文は短く」「メモの薦め」など、心がけていてもなかなか身につかない習慣の意義を再確認できているだけでもかなり読んだ甲斐ありの一冊。
ただ、本書の冒頭に出てくる、本書を貫く考え方『自分にしか書けないことを、だれにもわかるように書く』。これは相当難しい。
- 自分にしか書けないことって何だ?そんなのないぞ⇒終了
- 誰にでも分かるように書くにはじっくり丁寧に書くんだ⇒量大すぎ、誰も読まない⇒終了
「ダメかも...」と行き詰まり早すぎな自分。と思っていたら、こんな素敵なエントリが。
ネットのいろんなWebサービスの面白さ、相手が普通の人でも、1:1でプレゼンさせてくれるのならばっちり教えられる自信はあるのですが、自分のブログに書いたことが普通の人に広まるほどの影響力を持つか?と言ったら、それはなさそうです。
なので、私のブログのスタンスは、なるべく分かりやすく書くけれど、対象は「自力でネットの面白さを追求するようなネットユーザー」に向けて書いています。
ヘビーユーザーでも面白さに気づくのに数ヶ月かかることがある - 北の大地から送る物欲日記
あー、そ〜かっ、対象を絞ればいいのね!と妙に納得。その対象にとって『自分にしか書けないこと』を、『その対象にわかるように書く』ことに努めれば、きっといい文章が書けるのではと、スクリーンの前でうんうんと頷く。
しかし、id:hejihoguのように「○○なネットユーザー」に対して何かを書こうとするとと、今度はスクリーンの前でう〜んう〜んとうなること小一時間...みたいな事態になりそう。それは本末転倒なので、当面の対象は「俺の嫁」=「一緒に住んでるうちの奥さん」に設定、「俺の嫁にわかってもらえるように書く」ことに努めようと思います。*1