そういう「彼」「人」に、僕はなりたい

ところである友人が結婚した

彼女の旦那は下半身麻痺車椅子生活だ

(中略)

彼女は「結婚したい」のではなく「彼と結婚したい」のだ

家庭の有事に備えて、一番重要なことは、実務上の引き継ぎが全然できていなくても、この人ならなんとかしてくれる、と信じられる人がいることではないかと思う。
出産準備で妻が実家に帰る前日、彼女にとって、自分が「この人ならなんとかしてくれる、と信じられる人」たり得ているかどうか考え、「そういう人になりたい」と思った。彼女と、そして生まれてくる子どもにとっての「そういう人になるんだ」という覚悟と決意をもって、二人の帰省を待とうと思う。