それがはてなクォリティー!?(はてなダイアリーの今後を無責任に計画してみた)
しかしこうやってトップページを眺めてみると、はてなダイアリーにはトップページの魅力が根本的に欠けていることを痛感しました。はてなダイアリーのトップページを開くと最初に出てくるのが「障害情報」と「機能変更のお知らせ」です。この辺りの考え方がすごいエンジニア志向なんだよな。これをトップページの一番わかりやすいところに置きたい気持ちはわかるけど、そこにはもっと最初の訪問者用のものを置くべきでしょ。
中川翔子のblogがヤプログからエキサイトブログに - Future Insight
(中略)
特に「おすすめ日記」が微妙で、最初に訪れた人がクリックしたくなるコンテンツはかろうじて「UNIQLO JUMP」くらい。もうちょっと商売ッ気をだしてもいいと思うのですが、ずっとこの路線で行くのでしょうか。日記の使い勝手は良いだけに心配です。個人的にははてなは古川享さんとか茂木健一郎さんとかのちょっとインテリなブログをひっぱってきてここに置くべきだと思う。古川享さんあたりにはもうアプローチしてるかな。
はてなユーザからもこんな意見が出るくらい、はてなダイアリーはエンジニア志向なわけです。はてなダイアリーのブログ比較記事とかをググって見ると、「独特」「独自」という言葉がよく出てきます。使い勝手の良さも使い込まないとよく分からず、こんな状況ではなかなかユーザー数を増やすのは難しそう。
また、二ヶ月ほど前に書かれた初めて来た人がすぐに使えるはてなにしたい - jkondoの日記には、
- 「ブログを探していてふらっとはてなに立ち寄った人」がすぐ使えるサービスにしたい
という思いが綴られているけれど、そもそもそんな人がこれから数千、数万の数で出てくるかはとっても疑わしい。「芸能人の○○も使ってるからameblo」「なんでもできる多機能で無料のfc2」「モバゲーで十分」と考えてしまう(であろう)未来のユーザに、はてなダイアリーの存在をもっとアピールすべきだと思う。
そのヒントとして、上で引用した『ちょっとインテリなブログ』っていうのはよいかも。最近だと、茂木健一郎さんとか、勝間和代さんとか。茂木さんはid:umedamochioさんとの共著もあることだし。*1
確かはてなのモットー(?)は、「個人個人の生活を豊かにすること」だったような気がする。ちょっとインテリなブログの集合体を作って、「個人個人の生活を豊かにするネット空間の提供」を次のステップとして目指すというのはどうだろう*2。例えば、既存の「ちょっとインテリブログ」を目立つ形で前面に押し出しつつ、そんなブログのオーナーが日常的にチェックしているはてな内ブログの一覧を出すとか。
芸能人ブログの集合体にはきっと真似できない、良質の空間が出来上がると思うんだけどなぁ。
See Also:
茂木健一郎 クオリア日記 ←茂木健一郎さんオフィシャルブログ
私的なことがらを記録しよう!! ←勝間和代さんオフィシャルブログ