子どもを持つ、ということについて考えてみた −その1 きっかけ−

結婚して丸2年、お互いもうすぐ28歳、友人・親戚からも「第一子誕生の知らせ」が届くことが珍しくない今日この頃...お互い『子ども欲しいね』なんて話はしても、子どもを持つ、ということについて深く考えることはありませんでした。
ところが、最近はよくそのことを考えています。直接のきっかけは奥さんが「仕事を辞める」と決めたこと。一度就職した(本位ではなかったとはいえ)会社を、自らの意志で退職し、今度は自力で学生の頃からやりたかった仕事を手にした彼女のことが、羨ましく、また尊敬もしていました。
もちろん、出産や子育てのことだけが退職の理由ではありません。シフト勤務で体力的にも厳しくゆとりがなくなっていたこと、学生のころからやりたかったことに対する達成感も得られていること、など、いくつか理由を挙げていました。彼女自身、出産・子育てが落ち着いたら何らかの形で働きたいとも言っています。*1
彼女の考えには賛同するし、出来る限りの協力は惜しまないつもりです。でも、世の中、彼女のような考え方の女性ばかりでないのも確か。男性のほとんどが(どんな理由があるにせよ)一度就いた仕事をなかなか辞めないように、女性のなかにも『一度就いた仕事を辞めたくない』と考えている人がいてもおかしくない、はず。*2
子どもが欲しいと思ったとき、なぜ、仕事を辞め(諦め)なければならない?諦めていない、としても、何かを止める人が多いのは、一体なぜだ?

考えが纏まらなくなってきたので、この問いに対する考えはまた今度。

*1:残りの人生家事と育児で終わらすつもりはないからね!と言っているし、もちろんそれには大賛成。主夫をやってもいいと思っています。

*2:全然関係ないけど、就活とかで『離職率』の低さを売り/気にするのは、終身雇用が根付いてる日本ならでは、だ