頁間を読む本 - 冷蔵庫のうえの人生(アリス・カイパース)

行間だけでなく、ページとページの間(この本では母と娘のメモのやりとりの間)の会話や行動を想像しながら読む本。二人の衝突や葛藤、誤解と和解がページ間からにじみ出てくるようで、読んでて思わず泣きそうになる。

この本に出てくる二人のような関係を、一つでも築ければよいな。築いていきたい。そう思わせてくれる一冊です。

この先私たちの人生に何が起きるのか、お母さんにはわかりません。でも、あなたはきっと大丈夫です。
あなたのような素晴らしい娘はいません。
あなたを愛しています。
(p.222)

お母さんのような素晴らしいお母さんは他にはいません。
愛しています。
(p.223)

冷蔵庫のうえの人生

冷蔵庫のうえの人生

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