Book

2008年の読書

読み返したい10冊 内容が強く記憶に残っている本を中心に、読んだ順のリストです。エントリーを書いた本はリンクを張っています。 知的生活の方法 このつまらない仕事を辞めたら、僕の人生は変わるのだろうか? 「社会を変える」を仕事にする 社会起業家とい…

志に酔いしれる - 水滸伝(北方謙三)

漢と書いて、おとこと読む。そういう漢の小説を書いてみたいと思った。 (中略) 『水滸伝』である。百八人の好漢が綾なす、この古典が私は好きだった。中には、好漢と呼んでもいいのだろうか、と思うような人間もいたけれど、とにかく登場人物のキャラクタ…

ドラッカーを読んでみる

図で読み解く!ドラッカー理論作者: 久恒啓一出版社/メーカー: かんき出版発売日: 2004/08メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (19件) を見るまずはこの本で全体像を掴んでみようと思う。以下の項目は気になるところなので重点的に。 時間管…

「若者論」を疑え!

『「ニート」って言うな!』共著者による初の単著。「若者論」を疑え! (宝島社新書 265)作者: 後藤和智出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2008/04/09メディア: 新書購入: 7人 クリック: 217回この商品を含むブログ (35件) を見る ただ、それを一般の人たち、不…

本を読んだ後はこうしてます

なぜ再読が進まないかというと、メモを書くというアウトプットをするのを避けてるからではなかろうかと考えました。アウトプットには頭も集中力もインプットの3倍は使います。ラクなインプットに逃げてしまいがちです。 mootoh.log - 本を読んだあと そうな…

頁間を読む本 - 冷蔵庫のうえの人生(アリス・カイパース)

行間だけでなく、ページとページの間(この本では母と娘のメモのやりとりの間)の会話や行動を想像しながら読む本。二人の衝突や葛藤、誤解と和解がページ間からにじみ出てくるようで、読んでて思わず泣きそうになる。この本に出てくる二人のような関係を、…

大盛りで得られる満腹(満足)感 - ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する

ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学 (幻冬舎新書)作者: 島田紳助出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/05メディア: 新書購入: 5人 クリック: 194回この商品を含むブログ (127件) を見る 素人であること、何も…

ノルウェイの森

何組もの三角関係が出てくる。主人公と親友の『キズキ』とキズキの幼なじみの『直子』の三角、主人公と直子と緑の三角...これら含め、その他いくつかの三角関係が、死をきっかけに展開、終焉する。とても物悲しい一冊。タイトルの元ねた、かつ本文中にも…

(いまさら)ケータイ小説雑感

報告書文体をベースとし、政治・ゴルフ・下ネタというおじさんの三大関心事をより追求する方向へ進んでいく(かもしれない)夕刊紙 井戸端会議口調をベースとし、グルメ・ダイエット・有名人のうわさ話というおばさんの三大関心事をより追求する方向へ進んで…

自分が生きるこの時代を迷わずゆく決意

ウェブ時代をゆく を購入してから約2週間。実に色々と感じ、そして考えた。今の「頭のなか」を吐き出す意味も兼ねて、時系列でメモ。ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/11/06メ…

梅佳代さんの新写真集 うめ版

うめ版 新明解国語辞典×梅佳代作者: 新明解国語辞典,梅佳代出版社/メーカー: 三省堂発売日: 2007/07/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 150回この商品を含むブログ (106件) を見る「およそ他の国語辞典には見受けられない解釈が多数掲載(by Wikipedia)…

『ダカフェ日記』が写真集になって登場

予約していた写真集『ダカフェ日記』が届きました。(詳しくはこちら)Web上でほとんどの写真は見ていたけれど、やはり印刷されると一味違います。なんというか、その柔らかい感じがたまりません。ページを繰りながら、思わず『かわいい〜』と手が止まること…

SF熱上昇中

SF熱が近頃高まっている。ゴールデンウィークに向けて読みたい本が複数。 今読んでるのは神は沈黙せず。 読むきっかけになった書評⇒404 Blog Not Found:神は沈黙せず 次はdainさんのお勧めする2冊を読む予定。どちらも古い本だが、さすが図書館、在庫ありと…